1月22日現在の近況

無事Parisに着いてます。悲しい事件から2週間目で、Parisは落ち着きを取り戻しつつあるように見えます。私は身体まで馬鹿にできてるのか時差が全くなく元気です。いつも、どこに行っても、現地の時間に身体も脳も納得して適応してるみたいです。単純なのでしょうね。

1月23日現在の近況

自分の発表は終わりました。メトロで移動、通勤の時間帯なので当然混んでます。自分が邪魔者に感じます。異国の地で味わう孤独は、人をより一層、謙虚に?、言葉が違いますね、自分が何者でもないことを悟らせてくれます。群衆の中の孤独。己の未熟さの自覚。もっと勉強して、もっとみなさんのお役に立つようにならなければならない。やけに青く、高く、透きとおって見えるパリの空を見上げてました、自分の存在意義を自問しながら...。

1月24日現在の近況

今日 帰国の途につきます。雪のちらつく中、子供を連れて街角に座って通りゆく人の情けを求めている人を何人も見ました。地面にはボードが置いてあります。「J'ai faim(お腹が空いてます)」「Aidez moi pour vivre(生きるのを助けてください)」。いろんな事情があるのだろう。中東やアフリカから戦乱を避けて命懸けでも渡ってこようとする人々が増えていることも事実。生きづらき世を生きることの難しさ。彼らはお金の向こうにある大切なものにも問いかけているのだ。こんなちっぽけな僕にもできることがある筈だ、生きづらき世を苦しんでいる人たち、子供達のためにできること。今の自分には大きな事はできない、でも諦めない。微かな光でも見つけられるように、そしてそれを見失わないように強く賢くなろう。今は、愛する国に帰ろう。自分にできる小さなことを成し遂げるために...。